借金

借金は限界まで膨らむシステムになってると思う話

こんにちは。たいちです。

 

突然ですが、あなたは借金どれくらいありますか?

クレジットカード、キャッシング、ショッピングローン、住宅ローンなどなど。

計画的に借りててて、収入を安定的に確保できていれば良いと思いますが、それができてないのであれば、借金はどんどん膨らんでいきます。

 

今回はその流れについてと、借金は限界まで膨らむシステムになっていると思う理由について書いていこうと思います。

 

僕はこの流れで、借金を1600万円まで膨らます事に成功しました(?

なので、これから書くことにそれなりの説得力を持たせることができると思っています←

借金持ちになった流れ





僕の場合の大まかな流れを書くと

  • クレジットカードは一括払いを徹底していた
    →一括では払いきれなくなり、毎月の支払い金額を減らすため複数のクレジットカードで分割払い開始(2分割)
    →3分割
    →6分割
    →12分割
    →24分割
    →色んな分割払いが乱立
    →リボに変更
    →通常利用と金利でどんどん利用金額膨らむ
    ある時から返済金額が爆増(月3万円→8万→10万)
    ※後から知りましたが、「リボ払いで毎月定額♪」とか言ってても、ある一定の金額になると、勝手に支払い金額引き上げられるんですね…orz
  • 並行してパソコン購入などでショッピングローン何個か組む
  • 何も考えずに370万円の高級時計を流れで購入(ここでもショッピングローン組む
  • 債務整理をする直前、100万円近くキャッシング

これらが複雑に絡み合い、金額が大きいのと、当時使っていたクレカが10枚以上あったので管理が全くできない状態になりました。

最終的には、自分がいくら借金していたのか、全く分かってませんでした(てへ

ここまで膨らんだ大きな原因と勘違い




ここまで借金を膨らませてしまった大きな原因は、ある言葉を、自分の都合のいいように捉えてしまってたことです。

 

その言葉とは、

「時間をお金で買う」

「自己投資」

この言葉を都合の良いように受け取って、思考停止していたばかりに、

この言葉を大義名分として、僕はお金を借りまくり、使いまくりました。

 

知識を詰め込むために本や情報商材(noteとかオンラインサロン代)を買い、

「年収は環境で変わる!」と言われれば、当時住んでいた練馬から麻布十番や田町に住むよう引っ越し、

「1日の中で長時間使うものにはお金をかけろ」と言われれば、常に最新のデバイス(主にiPhone,iPad,Macbook)、高級な敷布団や枕、当時の8畳の部屋にギリギリ入るくらいの大きいデスクと快適な椅子、を買い、

「お金を増やすなら投資だ!」と言われれば、FXや仮想通貨に200万近く突っ込みました。

悩んでる時間がもったいない、と自分に言い聞かせ、何にでも簡単にお金を使っていました。

 

その上、生活水準がかなり上がっていたので、1回の食事に1000円以上かけるのは当たり前。

普通に1食2000円,3000円など、「まぁこれくらいかかっちゃうよねーhahaha」状態。

当時、勤務場所が六本木や麻布十番で、そのあたりで食事するとなるとお金かなりかかっていて、それがデフォルトになっちゃってました。

ダメ押しの「債務整理する前の多額のキャッシング」




ちゃんと返済していかないといけない。

そう思っていた僕は、何を思ったのか、債務整理をする前に100万円近くのキャッシングを行いました。

 

理由は、生活費と返済のためのお金の確保です。

 

正直、そのころは貯金がもうほとんど底をついてました。

だけど返済はちゃんとしていかないといけないという精神が極限状態の中で導き出した答えがこれでした。

 

「キャッシング」

 

借りたお金で借りたお金を返していくという、摩訶不思議状態へ突入。

 

それくらい精神的に追い詰められてたんだなぁと今では思います。

 

この件は債務整理するときに弁護士さんに申請し忘れててめちゃくちゃ怒られますので、ちゃんと伝えましょう。

なぜ借金はギリギリまで膨らむか?

さて、やっと本題です。

まぁここまで読んでいただいたらわかると思いますが、借金がギリギリまで膨らむ原因としては2つ。

 

・利用者側は「何としても返さなきゃ」という想いがある(というよりも、「返済できない自分からの逃げ」かな?

・そして、そうなることを見越してカード会社はカードの利用停止をギリギリまで引っ張る

 

この2つが大きな理由に他ならないと考えられます。

カード会社が利用停止するまでの流れを細かく書くと次の通り。

  • 利用者は金額が大きくなってきて管理しきれなくなる
  • 利用している会社も多くなって管理しきれなくなる
  • 返済ができている限りカード会社からストップはほぼ無い
  • なんならカード会社は「もっと使ってくれ状態」になる
  • だから「利用枠増やしませんか?」という手紙やメールがたくさん送ってくる
  • 利用者側はだいたい「なんとか返済しよう」としてまた借りる
  • ショッピング枠が埋まったらキャッシングに手をかけてしまう
  • なので本当にどうしようもなくなる状態になるまで借金は膨らむ
  • 滞納が始まって2,3ヶ月目あたりでやっとカードが停止になり始める

このような感じで僕の借金は1600万円まで膨らみました。(アーメン




もし、僕がショッピング枠を使い切ったときにカード会社が利用停止していれば、キャッシング枠に手をつけることはなかった。

つまり、1600万円の借金が1500万円で収まっていたかもしれない。

そうしようとしなかったのは、「たとえ債務整理したとしても元金は残るから、それまでは金利をなるべく吸い上げるようにしよう」というカード会社の思惑があったかもしれません(あくまで僕個人の考えです

 

もし僕が逆の立場だったら、会社の利益を出来るだけ大きくするためにそうすると思いますもん←

返済のためにリボやキャッシングに手をかける2,3歩手前で気づいて欲しい

返済のためにリボやキャッシングに手を出すようになったら、債務者としてファイナルに入ったと考えて良いでしょう。

というより、この状況までいくとほぼ100%返済のためにリボやキャッシングします。

精神的に追い詰められすぎて、頭おかしくなってて、どうしても返さなきゃって考えちゃうから。

だから、この記事を読んで近い状況になってる人がもしいれば、その前の前の前くらいで債務整理するなりした方がいいと思ってます。

これ以上むやみに借金を増やさないためにも。

400万で済むものが500万や600万になる前に。

ABOUT ME
たいち
アラサー/高知偏差値30台→早稲田へ→都内ベンチャー→借金苦→任意整理→高知へ逃げ→自己破産2021/03/05/管財事件/UberEats配達員/知りたいことがあればTwitterのDMから